swing 8.

仕事で急展開。降って湧いたような、青天の霹靂というような、どうしましょうという感じ。乗るでしょ、このビッグウェーブ。準備はできていたのかもしれない。

swing 7.

最近、サーキットトレーニングを始めた。コーチも会員もすべて女性だけのスポーツジムで、12台のマシーンでそれぞれ30秒、マシーンとマシーンの間の30秒はその場で駆け足。それを2セット。終わったら7秒のストレッチを24種類。トータルおよそ30分の運動だが、初心者なので今は40分かかっている。12台のマシーンはそれぞれ効くところが違うので、やっていておもしろい。のんびりやっていても鍛えられないので、速くやるようにしている。やり方が違うと、コーチが指摘してくれる。

食べたいもの、飲みたいものを我慢せずにいたら、当たり前だが太る。代謝は年々落ちている。自然のなりゆきで太ってもいいと思っているけれど、こんなに早く中年体型になるとは予想外だったので、少し抗いたいと思ったのがきっかけ。

始めてみると、これがおもしろい。つらいのがおもしろい。つらおもしろいのだ。知らない女性たちと輪になってトレーニングしているが、実際頭の中は自分だけの世界。でも余計なことは一切考えていない、体に効いているか、だけ。決められたルールや約束事があるほうが私には合っている。完全に自由で、本人任せのジムでの運動は絶対続かない。30分で終わるサーキットトレーニング、もっと早く始めればよかった。

トレーニングが終わると体があたたまっていて、しばらく手足がぽかぽかして汗も出る。帰り道にビールでも、と思っていたけど、早くお風呂に入りたくて即帰宅。財布にも体にも良さそう。

実は初日の診断で、私の体年齢は恐ろしい数字を叩き出した。数値が改善したらここに書きこもうと思う。今のところ楽しくがんばっている。上司には三日坊主になるんじゃないかと思われているが、もう4日通った。

 

swing 6.

マスターズトーナメントが終わった。セルジオ・ガルシアのメジャー初優勝。2位となったジャスティン・ローズとの、マッチプレーのような展開は見ごたえがあった。私にはローズの態度が終始紳士的で、そちらにとても感動した。近い将来、ローズもグリーンジャケットを手にする日がくるだろう。いずれにしても、ガルシアが勝ったこの日を思い出す時には、必ずローズの姿がそこにあるはず。

 

日曜に勝田ゴルフ倶楽部でプレーしてきた。ドライバーがとにかくだめで、ほとんどスライスのせいで距離も出ず、よくバンカーにつかまった。このところのレッスンで課題はわかっているが、腕が思うように動かない。私のスイングの悪いところの元凶なので、慌てずじっくり取り組むしかない。よかったのはアイアンと、意外なことにアプローチ。アプローチも大改造しているので、仕方なくひじをブロックしてラウンドに対処しようとしたのが功を奏したようだ。しかしそれは正解ではないので、リセットする。パターも、今まで左右5対5で振っていたが、6対4にしたほうがボールが伸びる気がして、そちらのバランスにしてみた。なかなかうまくいかず、ショートパットも決まらなかった。パターに関してはいろいろやりたいと試行錯誤中なので、入る、入らないはあまり気にしないで、振りやすさを重視した。

大雨でもやけに楽しいラウンドだった。勝田ゴルフ倶楽部は晴れた日にまたプレーしたい。

swing 5.

女子ゴルフのメジャー大会、ANAインスピレーション最終日は大変な騒ぎだった。私はその第一報をタイガー・ウッズのツイートで知った。

レクシー・トンプソンの3日目のプレーに視聴者からクレームがついたとのこと。グリーン上でマークし、ボールを拾い上げ、再度セットする時に、元の位置よりも1,2cmほどずれていた、という指摘。誤所からのプレーで2打罰、スコアの誤記で2打罰、計4打罰。

中継は見られなかったけれど、レクシーは泣いていたようだ。泣きながらプレーしたそうだ。

しっかりした女の子だけど、まだ22歳。いや、たとえ30歳でも40歳でも、そのショックは大きいだろう。前日のペナルティーを告げられてからも、バーディーを奪取するレクシーに、PCでリーダーボードを見ながら応援をし続けた。

 

こういう時、同じプロゴルファーからの励ましのツイートが熱い。タイガーを始め、ブリタニー・リンシカム、カリー・ウェブ、シャイアン・ウッズ、アリソン・リー、たくさんのプロがこの件に言及していた。あるゴルフジャーナリストが、クリスティ・カーの発言として、「レクシーはすべてのプロアマパーティー、ジュニアクリニックに出ている、彼女は正しいことをしている」とツイートしていた。そういえば、レクシーのInstagramには、プロアマとそのパーティーや、子供たちとのふれあいが多くアップされているし、普段からプロゴルファーとして自分を律しているように感じられる。

だから尚更、こんな不用意なことで…と思ってしまう。

でもそれも、すごく陳腐な言い方になるけど、きっと彼女がさらに成長するための、ゴルフの神様が与えた試練なのだと心を鎮める。普段どんなに努力しているかは関係なく、実際にボールをセットした位置を誤ったのは事実なのだから。

 

私はこの一件でレクシーのファンになってしまった。きっとそういう人は多いだろう。メジャータイトルは逃したけれど、ルールを受け入れ闘う姿は、多くのファンを味方にできたはず。彼女のゴルフ人生はまだまだこれから。良い教訓になればいい。ゴルフは失敗から学ぶもの。

swing 4.

昨日、ふとした言葉から、相手があるポイントにおいて私のことを小馬鹿にしていることに気づいてしまった。それは私が投げた言葉への返しだったから、自分が蒔いた種のような感じではある。地雷はどこに潜んでいるかわからないものだ。

 

実家の祖母が呆けてきたそうだ。92歳、仕方ないだろうと思う。母が祖母を定期健診に連れて行き、呆けの症状を話すと、医師は3年前から気づいていました、と言ったらしい。医者側から切り出すことはできなかったのだろう。

今年のお正月に会った祖母はやさしくなっていた。おとなしい祖母だった。元気だったころの祖母が何にでも口を出し、母をこき使う人だったことを思えば、あのおとなしさは「症状」だったということになる。不思議なことに、おとなしい祖母を見るとそのか弱さに、ちゃんとしてあげなければと思うようになった。

私が本が好きなのも、洋服が好きなのも、きれいなものが好きなのも、祖母の影響なのは間違いない。感謝している。

swing 3.

この数年、レディスの展開を始めたタイトリストのゴルフクラブにあこがれていた。

 

レディスのクラブで、私がかっこいいと思うクラブはなかなかなかった。どこか可愛気のあるデザインは私向きじゃないし、ラインストーンを付けるぐらいなら、そのぶん安くしてくれたほうがいいと思っていた。誰かと同じなのもいやだというと、選択肢はどんどんなくなっていく。

そんな時に、タイトリストのレディスクラブが登場した。すごくソリッドなデザインでとてもクール。だが、その時の私は新たにレッスンに通い始めた頃で、スイングは最低だった。とてもじゃないが、新しいクラブなんて手を出せる状況ではなく、ショップで手に取ってはため息をついていた。

あるコンペに参加した時に、同伴の女性がタイトリストのフルセットだった。「どう?」と聞くと「飛ぶよ」という返事だった。キラキラと輝いてこっちを見ているようだった。

 

それから約2年。新しいタイトリストVG3が発売。

スイング改造もうまく行きはじめていた。時は来た、と私は思った。

 

年始に東京読売カントリークラブでラウンドした。女性のキャディさんに「女性でタイトリスト、かっこいいですね」と言われた。アイアンセットの他に、ドライバーもタイトリストに替えていた。

 

たかがクラブだけど、私の大好きなクラブ。まさに私の相棒となってくれている。

 

swing 2.

つくづく、70年代の音楽が好きだ。肌に合う。

その中でも特に好きなのがソウルとリズム&ブルースだ。しかもどんどん好きになっている、深く深く。

映画を見ていて、いい曲だなあと検索して、それが私の知らなかったアル・グリーンの曲だったりすると、まだまだ私に発見されたがっている曲たちがいる!と思ってうれしくなり、わくわくする。

 

90年代にネオソウルや、ヒップホップソウル、R&B(新しい意味の)のムーヴメントがあり、夢中になって聴いていた。それは、古い音楽をサンプリングし、新しいメロディとアレンジを加え、別なものとして作られたのだが、それらはとてもクールでかっこよかった。

音楽誌などで、○○の元ネタはこれ!という、サンプリングネタを教えてくれる夢のような特集があり、そこで知ったネタの数々に当時の私はノックアウトされたのだった。それらの音楽のほとんどが、70年代のソウルやリズム&ブルースだった。

…そして今に至る。

 

大好きなローリン・ヒルの「ミスエデュケーション」には、曲間に数秒のインタールードが何か所か差し込まれているが、その先生や子供たちの声のバックに薄く流れる曲が、アレサ・フランクリンの「ライブ・アット・フィルモア・ウエスト」だと気付いた時は震えたし、ローリンやるなあ!とハイタッチしたくなるほどだった。渋い演出。それに気づいたのはつい昨年のこと。あれだけ聴いていた2枚なのに。

 

そうやって音楽は、私に見つけられるのを今か今かとにやにやしながら待っているんだと思って、また私はレコード屋へ行く。宝探しにどこか似ている。